2019/10/10【ALL】
LE SIBILLE(レシビレ)のアトリエ訪問

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週末の3連休にかけて、今年最大級の台風が日本列島に上陸するかもしれないということで、
情報機関では各自注意をうながすような呼びかけがなされています。
前回のような被害がない事を心から願います。

さて10月の上旬にスタッフ一同で、3泊5日の弾丸でイタリアのローマに行ってきました。
第一の目的は当店で扱っているLE SIBILLE(レシビレ)のアトリエを訪問し、
マイクロモザイク制作の工程を見学することでした。
アトリエは何度か訪問していましたが、製作工程をちゃんと見たのは初めて。
今回デモンストレーションをしてくれたヴァレンティーナやカミラ、フランチェスカ、
アントネーラにデモの間中ずーっと質問し続けていました。

マイクロモザイクジュエリーを製作するときには、金属の枠に接着剤に値するもの(企業秘密です)を
敷き詰め、その上に描くべき模様を書いた型紙のようなトレーシングペーパーを置き、中央の模様、
背景と1ピースずつ隙間を埋めて描いていくのです。このガラスの1ピースを製作するところから
見せてもらいましたが、背景部分のモザイクは、単色が多く大体1ミリ角ぐらいのものです。
まず8ミリ角ぐらいのガラスを熱して、伸ばし、約1mm角の棒状に伸ばし、ピンセットで折って、
ヤスリで少し成型して土台に一つずつ埋めていきます。絵柄の部分だと、例えば葉っぱを作るとすると、
3色ぐらいの8ミリ角のガラスを熱して伸ばし、正方形ではなく断面がマーキス型になるように
伸ばしていくのです。金太郎飴をイメージしていただければいいと思います。そしてピンセットで折り、
ヤスリで少し成型すると、真ん中に葉脈の入った、左右色違いの葉っぱの出来上がりです。
折る場所によって大きさが異なるので一本の伸ばしたガラスから大小の葉っぱができます。
このようにして、グラデーションある一枚の花びらだったり、蝶の羽根の模様が作られるということです。
究極の技術は複数の色のガラスを熱して溶かし、顔を1つのピースで作ることのようです。
金太郎飴もどうして顔が出来上がるのか不思議ですが、ガラスを溶かして1つのまとまりとしての
顔のピースを作ることは全くどうやったらできるのか想像もつきませんでした。

大きめのリング仕立てになっていましたが、ヴェズヴィオ火山の噴火により埋もれてしまった
ポンペイの街の様子を表した1cm✕2.5cm✕両面のマイクロモザイクも素晴らしかったです。
風景画を元に製作されていて、背景のグラデーションが緻密に表現されていました。
色が合わないと色が合うまで何度でも1ピースを作り直したようです。
こちらは製作に4ヶ月間かかったそうです。まさに身につけられるアートでした。

小さなピースでも1日3-4時間の作業で3,4日かかるようです。
細かいので顕微鏡などを使っているのかと思いきや、ヴァレンティーナは
通常かけるメガネだけで作業していました。驚きです。

同じパターンでも絵柄の元になるガラスのピースを製作の度毎に作るので
全く異なった仕上がりになるのも納得できました。

マイクロモザイクの材料となる、LE SIBILLEのアトリエにて製作されたガラスのスティックも、
持ち帰ったので店頭にて実際にご覧になれます。虫眼鏡を使って、ガラスの色の交わりなど
ぜひご覧になってみてください。
ユニークなあなただけのイタリアンジュエリーに出会えるかもしれませんよ。

いくつか新しいものも10月中には入荷予定です。(Y)

*イタリアンジュエリーフェア〜マイクロモザイクのレシビレ〜vol.2*
10/12(sat)-11/24(sun)
ローマの工房を訪れた際のマイクロモザイクの実演風景や、店頭にはないマイクロモザイクのジュエリーなどを
スライドショーにまとめた映像をご用意しました。
イタリアのお菓子とドリンクとともにゆったりと店内でご覧いただけます。
またレシビレの商品をお買い上げのお客様には数量限定で特別にレシビレノベルティをご用意しております。
(後日発送になります)
この機会にぜひローマンマイクロモザイクジュエリーをお楽しみください。

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